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〔第18問〕(配点:3)

原告適格に関する次のアからエまでの各記述について,最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は,アからエの順に[№33]から[№36])

ア.免許の申請が競願関係にある場合において,申請拒否処分を受けた申請者は,自己に対する拒否処分の取消訴訟を提起することができるほか,競願者に対する免許処分の取消訴訟を提起することもできる。[№33]

イ.公衆浴場法が設置場所の「配置の適正」を公衆浴場営業許可の要件とする趣旨は,国民保健及び環境衛生の確保のほか,濫立の防止により既存業者の利益を保護する目的をも有するから,既存の公衆浴場業者は,近隣において新規参入を求めてきた第三者に対する上記許可につき,その取消しを求める原告適格を有する。[№34]

ウ.航空法(平成11年法律第72号による改正前のもの)に基づく定期航空運送事業免許については,事業計画が「経営上及び航空保安上適切なもの」であることが免許基準とされており,これに飛行場周辺住民の個別的利益を保護する趣旨が含まれるものとは解し難いから,上記住民は,当該免許に係る路線を航行する航空機の騒音により障害を受けることを理由として,その取消しを求める原告適格を有しない。[№35]

エ.建築基準法に基づくいわゆる総合設計許可について,同許可に係る建築物の倒壊,炎上等により直接的な被害を受けることが予想される範囲の地域に存する建築物に居住し,又はこれを所有する者は,その取消しを求める原告適格を有するが,同許可に係る建築物により日照を阻害される周辺の他の建築物に居住する者は,その原告適格を有しない。[№36]

No.33
No.34
No.35
No.36
未選択