撤回に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。(解答欄は,[№37])
ア.選択債権について債務者が選択権行使の意思表示をした場合,その意思表示は,債権の弁済期前であっても,債権者の承諾を得なければ,撤回することができない。
ウ.相続の放棄は,相続の承認又は放棄をすべき期間内は,撤回することができる。
エ.遺贈の承認は,遺贈義務者が履行に着手するまでは,撤回することができる。
オ.遺言者は,その遺言を撤回する権利を放棄することができない。