法律系資格の学習ロードマップ

科目ごとに「何をどの順で学ぶか」を過去問の出題頻度から並べた学習の道筋です。

進め方は何通りもある

勉強の進め方に唯一の正解はありません。下は、合格者や講師がよく挙げる代表的な「型」です。行動の順序を図にしました。自分に合うものを選んで構いません。

タグ(公式 / 講師 / 合格者 / 予備校)は、その記述を述べている出典の種別です。タップで原文へ。

過去問先行型
入門書をざっと過去問解説手薄な所を書籍で補強
向いてる人: 出題の傾向とゴールを先に知りたい人出典講師合格者合格者
基礎固め型
入門書基本書で一通り過去問解説
向いてる人: 先に基礎の全体像を固めてから解きたい人出典予備校合格者
解説読み込み型
解説問題書籍で深掘り
向いてる人: 効率重視で答えと解説から入りたい人出典合格者講師

短答と論文の進め方

短答と論文では求められる力が違いますが、別々に切り離す必要はありません。短答の過去問演習を土台にしつつ、論文は早めから少しずつ並行させ、過去問で法律科目が安定してきたら論文の比重を上げていく、という進め方を挙げる合格者・講師が多くいます。

  • 短答は過去問と解説の反復で土台を作る出典講師合格者

    短答(択一)は、過去問と解説を何度も繰り返すのが定番です。インプット教材と過去問を往復し、間違えた肢の周辺知識と条文まで押さえることで、論文にも効く知識の土台ができます。

  • 論文は早めに少しずつ並行させる出典合格者合格者

    短答が完璧になってから論文へ一気に、ではなく、早い段階から少しずつ論文を並行させた合格者が多くいます。求められる力が違うため、短答を仕上げてから論文を始めると着手が遅れがちです。最初は問題を読んで答案構成するだけでも構いません。

  • 過去問が安定したら論文の比重を上げる出典予備校予備校

    過去問で法律科目が安定して取れるようになってきたら、論文に比重を移していく合図です。短答は合格すれば足りる試験なので高得点を狙いすぎず、安定したら論文中心に切り替えていきます。「7割前後」はあくまで一つの目安で、短答の具体的な合格点・基準点は各試験ページに譲ります。

論文の進め方

論文・論述では、毎回実際に書くか、読んで答案構成にとどめるかで流儀が分かれます。

答案を書く出典講師講師

時間を計って実際に書き、添削で弱点を直す。

読んで構成出典講師合格者合格者

毎回は書かず、問題を読む→答案構成→模範解答を読む、を回す(信頼できる模範解答が手元にある前提)。

どの型でも共通する土台

  • まず入門書で全体像出典講師予備校合格者

    最初は薄い入門書で全体像をつかむ。いきなり基本書を通読しない。

  • 必ずアウトプットへ出典合格者講師合格者

    読むだけでは受からない。どこかで必ず過去問(アウトプット)に移る。

  • 短答は過去問を反復出典講師合格者

    短答・択一は、過去問と解説を何度も回すのが定番。

やりがちな失敗

  • インプットの泥沼出典講師予備校

    「わかる」だけで満足して答案に進まない。知識不足のせいだと思い込み、いつまでもインプットを続けてしまう。

  • 解きっぱなし出典合格者合格者

    過去問を回数だけ稼ぎ、分析・復習をしない。「知識の確認」で終わり、繰り返し問われる点を取りこぼす。

  • 完璧主義出典予備校合格者

    1つの論点や教材を完全に理解してから次へ、とすると範囲が膨大で前に進まない。

  • 基本書コレクター出典予備校合格者

    次々に新しい本へ浮気して、どれも1周しないまま中途半端になる。

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