最高裁判所大法廷
チャタレイ事件
最大判 昭和32年3月13日 ・ 刑集11巻3号997頁
- 裁判年月日
- 1957-03-13
- 事件番号
- 昭和28(あ)1713
- 出典
- 刑集11巻3号997頁
事案の概要
AI 要約この概要は AI が生成した事案の把握用ノートです。法的解釈や判旨の要約ではありません。 判旨・理由付けは必ず判決全文を確認してください。
D. H. ロレンスの小説「チャタレイ夫人の恋人」の翻訳出版者が、わいせつ文書販売罪 (刑法 175 条) で起訴された事案。最高裁は、刑法 175 条のわいせつ文書販売罪の犯意は、当該記載の存在の認識とこれを頒布・販売することの認識があれば足り、当該記載のある文書がわいせつ性を具備するかどうかの認識まで必要としないと判示した。仮に主観的にわいせつ性を有しないと信じていても、客観的にわいせつ性があれば、それは法律の錯誤として故意 (犯意) を阻却しないとした。