最高裁判所第二小法廷
高速道路進入事件
最決 平成15年7月16日 ・ 刑集57巻7号950頁
暴行からの逃走中の危険行為介在と因果関係=危険の現実化
- 裁判年月日
- 2003-07-16
- 事件番号
- 平成15(あ)35
- 出典
- 刑集57巻7号950頁
事案の概要
AI 要約この概要は AI が生成した事案の把握用ノートです。法的解釈や判旨の要約ではありません。 判旨・理由付けは必ず判決全文を確認してください。
被害者が6名から長時間にわたり激しく執ような暴行を受け、極度の恐怖感を抱いて必死に逃走する過程で、とっさに高速道路に進入し、走行中の自動車に衝突され死亡した事案。最高裁第二小法廷は、被害者が高速道路に進入したことは、それ自体としては極めて危険な行動であるものの、被害者は被告人らから長時間激しく執ような暴行を受け続け、必死に逃走を図る過程で、とっさにそのような行動を選択したものと認められ、その行動が被告人らの暴行から逃れる方法として著しく不自然、不相当であったとはいえないとして、被告人らの暴行と被害者の死亡との間の因果関係を肯定し、上告を棄却した。