最高裁判所第一小法廷
訴訟上の相殺の再抗弁事件
最一小判 平成10年4月30日 ・ 民集52巻3号930頁
- 裁判年月日
- 1998-04-30
- 事件番号
- 平成5(オ)789
- 出典
- 民集52巻3号930頁
事案の概要
XのYに対する貸金請求訴訟において, Yが自働債権をもって訴訟上の相殺の抗弁を主張したのに対し, Xが別個の債権 (手形債権) を自働債権とする訴訟上の相殺を再抗弁として主張した事案。 最高裁は, 訴訟上の相殺の抗弁に対し, 別個の自働債権をもってする訴訟上の相殺を再抗弁として主張することは許されないと判示した。
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関連論点
関連判例
- 時効消滅条件付き反訴予備的相殺事件最一判 平成27年12月14日 ・ 民集69巻8号2295頁
- 別訴係属中債権を自働債権とする相殺の抗弁事件最三小判 平成3年12月17日 ・ 民集45巻9号1435頁
- 明示的一部請求棄却後の残部請求 信義則違反事件最二小判 平成10年6月12日 ・ 民集52巻4号1147頁
- 所有権確認棄却判決の既判力と後訴共有持分主張最二小判 平成9年3月14日 ・ 集民第182号553頁 (判時1600号89頁 / 判タ937号104頁 / 金判1020号22頁も併載、 民集未登載)
- 既判力の時的限界最判 昭和55年10月23日 ・ 民集34巻5号747頁
- 法人格濫用と既判力・執行力拡張否定最判 昭和53年9月14日 ・ 民集32巻6号1191頁